いや…なんつか…ハヤブサですね

ハヤブサくんは、あんまりまとまったストーリーなので、まんま物語になりますね。

散り際がめちゃくちゃ美しいのって、日本人の好みですよね。それだけでもヒーローになったような気がします。
運命を受け入れて消えていくってかんじも日本的美学の世界ですよね。

カプセルが、聖地に落ちちゃうところなんてのもできすぎだし。(ちなみに、うるるは、地下で富士山の方につながっているときいたことがあるのですが、本当かな。地下がつながってるっていえば地球全部…)
カタチはアレだけど、自分で修理したりたてなおしたり、まあ、遠隔操作だったにしろ、ロボットだし、7年もの間、沢山のヒトのただならぬ気持ちをうけとっているのだから、ただのメカではないでしょう。ガンダムにも感情移入できるのだから、まったくOKですよね。つか、シャアとアムロも大気圏で星になったんだっけ…?

映画とかになりそう。きっとすでに誰かが企画しているに違いない。
しばらくしたら、NHKすぺになるだろうから楽しみにしております。

ふだん、うっとうしくて見ていないTVを必死にみてしまいました。うるうるしてしまいました。しかし、みんな好き勝手に自分のロマンを述べていましたね。おもしろかったです。朝は名犬が長い間旅をして帰ってきたとかいってたし、昼は自分の子供を放出して消えていく母とかいってたし、久しぶりに忘れていた、宇宙へのロマンとかをみんな思い出していたみたいで、よかったです。主におとなが大喜び…。SFブームに宇宙を夢見た世代が特に?30代から70代くらい?若い人のぞいてってことか…。

最後の地球の写真にしても、ヒトによっては、ハヤブサに地球を見せてやったといっているひとから、自分からみたという話とか、何にせよ、JAXAの彼に対する愛が集約されているのは感じました。なんだか、NASAでは、ここまで、メカとかに愛を注がないような気がする。

あと、あのイトカワという小惑星のサイズが……星の王子様が暮らしていた星の絵では、数倍くらい…でもありなサイズかな…とも思いました。なんとなく私はそんなことも思ったりしていました。